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施設への電話は見学の始まり・・・施設の医療に関係するサービス体制を確かめましょう

看護師の配置を確認しましょう

《看護師は日中だけでなく夜間も配置されていますか?》
× 毎日ではない
○ 日中ののみ勤務している
◎ 日中だけでなく夜間も勤務している

高齢者の身体状況を考えると、日中だけでなく看護師が夜勤で配置されている事は必要だと思われます。

協力医療機関、嘱託医の診察について確かめましょう

《協力医療機関もしくは嘱託医さんの施設での診察はありますか?》
× なし
○ 週1回の診察あり
◎ 週1回の健康相談、診察あり

有料老人ホーム設置運営指導指針に週1回の健康相談、診察を施設で行う事が努力目標となっています。併せて体調や病状の急変時の対応体制についても確認しましょう。

入院が必要となった場合の体制について確認しましょう

《入院が必要となった場合の受け入れ先はありますか?》
× なし
○ 協力医療機関経由で入院先を探す
◎ 協力医療機関ですぐに入院可能

有料老人ホーム設置運営指導指針では、協力医療機関との連携について細かく指針が定められており、入居者に周知することとなっていますので、さらに入居者に説明している内容も確認しましょう。

各協力医療機関への所要時間を確認しましょう

《協力医療機関はホームからどのくらいの距離、時間の場所にありますか?》
× 自動車で20分以上
○ 自動車で20分以内
◎ 施設内もしくは同一敷地内に協力医療機関が一つはある

祐老老人ホーム指導指針では、協力医療機関との距離は自動車でおおむね20分以内となっています。重要事項説明書で協力医療機関名等の情報を得て、協力医療機関と施設との距離、時間を確認しておいて、施設からの回答と照合することも良いと思われます。

医療ケアがが必要となった場合の体制について確認しましょう

《在宅酸素、経管栄養、透析などの医療ケアが必要となった場合の対応は出来ますか?》
× ケアできない
○ 医療ケアの内容によって対応の可否が異なる
◎ 医療ケアの対応は可能

認知症の入居者を把握しているか確認しましょう

《認知高齢者の日常生活自立度の把握はしていますか?認知症高齢者はどのくらい入居者にいますか?》
× 認知症高齢者の日常生活自立度は全く把握していない
○ 認知症高齢者の日常生活自立度をすべて把握している

認知症高齢者についての目安となる指標が「認知症高齢者の日常生活自立度」です。要介護認定でも用いられている指標ですから、本来は把握していて当然であります。しかし、有料老人ホーム協会のアンケート調査では、半数程度の有料老人ホームしか要介護認定を受けている入居者の自立度を把握していません。

研修が有効に活用されるかどうかという疑問を感じることはありますが、有料老人ホーム職員にも認知症介護実践者、実践リーダー研修等が行われていますので、併せて認知症介護研修終了者が在籍しているかどうかを確認する事で、認知症高齢者に対する取り組み姿勢が確認できるかと思われます。

服薬管理が行われているかどうかを確認しましょう

《服薬管理が行われていますか?》
× 行っていません
○ 行っています

在宅生活を行って行く上で一番重要な事の一つが「服薬管理」です。加齢に伴って飲み忘れや飲み過ぎ、飲み間違いなどが起きると考えられます。従って服薬管理が行われていることは、有料老人ホームで行われるサービスとしては当然行われているものだと考えられます。



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