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有料老人ホーム調査で有料老人ホームと介護施設等とを比べてみると

有料老人ホームと特養、老健などとを比べてみると

有料老人ホーム、特養ホーム、老健施設、介護療養型医療施設、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅の6種類の施設を定員数で構成を見ると、特養ホームの定員数が一番多くなっており、次いで老健施設、有料老人ホームの順になっています。有料老人ホームの定員数が施設の中では占める割合が意外と少ないことがわかります。

同じように施設数で見ると、グループホームが一番多くなっており、それに続いて有料老人ホーム、特養となっています。グループホームは1ユニット9名定員で3ユニットまでの施設ですから、施設数は多くても総定員は多くありませんので、施設数では多くを占めても定員数では4番目の構成比となっています。

老健施設とサービス付き高齢者向け受託との構成比が同じくらいになっていますが、これも施設規模が大きく違いますので、老健施設が定員数では有料老人ホームとほぼ同じくらいの構成比を示しています。

 

6施設の65歳以上高齢者10万人に対する定員数を見てみると

全国の65歳以上高齢者10万人に対する定員数は4659.2人となっており、各都道府県を比較すると定員数の多いベスト5は徳島の6,200.1人を最高に、青森、大分、沖縄、宮崎の順になっており、定員数の少ないのは、宮城の3161.8人が最低で、滋賀、栃木、山梨、東京の順となっています。10万人あたりの施設定員数で最高と最低の自治体間で倍の差があります。

順位を見てみますとおおむね人口の多い大都市を抱える都道府県が10万人あたりの施設定員が少ない傾向にありますが、福岡県は多い方から9番目で5,691.4人と他の大都市を抱える都道府県に比べるととても多くなっています。

有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅を比べてみると

サービス付き高襟者向け住宅は制度としては新しいものですが、国が強力に推進していることもあるためか、施設数では3,261施設と有料老人ホームの半数近くの数にまで設置が進んでいます。施設定員は高齢者向け住宅については戸数となりますが、105,108戸と有料老人ホームの施設定員とは単純に比較は出来ないですが、約3分の1の数となっています。

有料老人ホームと高齢者向け住宅とを施設数で比べてみますと、高齢者向け住宅が有料老人ホームより多いのは8府県で、滋賀(14)、山梨(16)、徳島(30)、福井(18)、茨城(67)、広島(97)、栃木(57)、京都(42)となっており、いずれも括弧内のように有料老人ホームの施設数が100施設以下の自治体となっています。

 



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