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入居見学時に施設を見るポイント(3)「入居者への話し方」

施設へ入居する際のポイントを考えてみる際、スタッフの「入居者への話し方」というものも非常に大切です。

新任スタッフが必ず悩む事
専門学校を出てきたばかりの新任スタッフが、実際に介護の現場で働きだしたとします。この時、入居者に対し、いきなりタメ口を聞く若者がいます。理由を聞いてみると大概「この方が親しみを感じてもらえると思って」と言います。そこで、このスタッフに聞いてみます。「あなたは、自分より年上の、近所の方や親しい方全員に、タメ口を聞きますか?」すると「そんな事はしません」と言います。なぜなら「失礼にあたるからです」ここで、失礼にあたる、と回答が返ってくればまだ良い方です。中には、「別に親しくする義務はない」なんていう答えもあります。では、いくら親しみを感じてもらおうという良い動機かもしれませんが、まだ相手の事もほとんど知らず、自分の事もほとんどお伝えしていない入居者にタメ口を聞く事は、失礼にあたらないのでしょうか…。

違うケースだったらタメ口はOK?
実は、「近所の方」という質問をしているのには理由があります。先ほどは、専門学校を出てきたばかりのスタッフの話をしました。では、経験を踏んで例えば30歳になった方だったら、入居者との関係性も出来上がっているでしょうからタメ口を使っても良いのでしょうか。或いは、途中採用でもっと上の年齢の50歳の方だったら、そんなに関係性が出来ていなくても、人生経験があるからタメ口が許されるのでしょうか。

答えは「否」ですね。経験を積もうが、信頼関係が出来ようが、年齢が上だろうが、入居者は基本的に人生の大先輩です。しかも社会経験を積めば積むほど、近所の人であっても年上の人には丁寧語を使う様になっていくでしょう。なぜなら、それが礼儀だからです。しかも、「親しみやすさ」とは、言葉遣いとは何の関係もありません。丁寧な言葉であっても相手に親しみやすさを感じてもらう事は出来ます。というか、施設の相談員などの対人援助の知識が豊富で経験も豊かな存在になってくると、より丁寧な接し方をするでしょう。

要は「心」
つまり、親しみやすさとは言葉なのではなく、心遣いなのです。施設見学の際、スタッフの方が入居者と話をする時、見せかけだけの丁寧さや言葉遣いではなく、心遣いが現れているかを見極めましょう。入居者側の表情にも注目出来ます。スタッフの事を信頼しきっているかどうかは、見れば分かりますから。こういったチャンスを逃さない様にしましょう。



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