「これを知らないと施設選びを間違うかも…」　有料老人ホームの種類と特徴を紹介！

「住宅型」有料老人ホームの特徴
　皆様の関心が大きい有料老人ホームは「住宅型」、「介護型」、「健康型」に分類することができます。まずは、住宅型有料老人ホームを紹介します。このタイプの老人ホームは、通常のマンションに介護などのサービスが付いている点が特徴です。部屋ごとに独立した生活をおくることができますので、介護サービスを受けながらもプライベートを重視したい方にはおすすめできるタイプになります。受けることができる介護サービスは生活支援などの基本的な範囲に限定されますから、要介護度の低い方が対象になる老人ホームだといえますね。

「介護型」有料老人ホームの特徴
介護型有料老人ホームはいわゆる多くの方がイメージするタイプの老人ホームです。毎日の食事やお風呂、健康管理や排泄の処理など、幅広い介護サービスを受けることができる点が特徴になっています。一人では生活できなかったり、一般の家庭では生活することが困難であったりするような高齢者が対象となる老人ホームです。個室も用意されていますが、費用の面を考えますと、大部屋への入居を選ばれる方が多くなっています。

「健康型」有料老人ホームの特徴
いっぽう、健康型有料老人ホームは、介護は必要としないけれども、食事や掃除などの身の回りの世話をしてほしいと考える方を対象とする老人ホームです。このタイプの老人ホームでは、健康な高齢者を対象としているため、介護面よりも建物や設備の質を追求している点が特徴になります。高額な費用がかかる施設になりますと、建物内に天然温泉が完備されていたり、有名レストランのシェフがつくる食事が提供されたり、などの豪華なサービスが用意されています。有料老人ホームにはこのような明確な違いがあることを理解しておくことが、施設選びの重要なポイントになりますので覚えておきましょう。