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元気なうちに入った有料老人ホームで介護が必要となったときはどのようになるのでしょうか

有料老人ホームの種別とそれぞれの施設はどれくらいあるのでしょうか

有料老人ホームは現在のところ7000施設を超えています。そして、主な施設種別は介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホームという3種類となっています。そのうち58%あまりを占めているのが住宅型有料老人ホームで、従来から知られている介護付有料老人ホームは42%程度と施設数の上では住宅型有料老人ホームが多数を占めています。

有料老人ホームの介護サービスについてはどのような契約になるのでしょうか

有料老人ホームは入居利用者と施設事業者とが契約を結んで施設への入居利用が行われるもので、契約内容、契約に必要な費用、そして入居後のサービス内容や毎月の費用もそれぞれです。多くの施設が自立、要支援または要介護の高齢者を受け入れていますので、自立で入居してその後介護が必要となった場合には、ごくわずかの健康型有料老人ホームだけを例外として、介護が必要となった場合に退居せずとも継続的に入居が可能となっています。

介護付有料老人ホーム(介護付ホーム)と住宅型有料老人ホーム(住宅型ホーム)との違いは、施設事業者が直接もしくは委託して介護サービスを提供するかしないかという違いで、介護付ホームでは入居時に介護サービスの提供と方法やその際の負担方法等が契約される事になり、介護保険利用限度額を超えたサービス利用も可能です。その一方で住宅型ホームは介護保険制度を利用して地域のケアマネ、ホームヘルパー等を利用することが前提になります。

介護が必要になったときの生活の変化はあるのでしょうか

介護付ホームの施設形態によっては、介護状態によって入居施設を替える事を前提としているところもあり、同じ施設の重介護棟への居室の移動や重介護専用施設への転居などが契約に入っている場合がありますので、施設によっては大幅な生活の変化を伴う場合があります。

住宅型ホームでは食事提供、見守り、生活相談、緊急時の対応が行われますが、介護サービスを行うスタッフは常駐していませんので、介護が必要になったときは介護保険認定の手続きを経た上で外部事業者が居宅介護サービスを行う事となりますので基本的に生活の変化はありません。



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