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介護老人福祉施設で生活するのに必要な費用はどのくらいでしょうか

今どきの介護老人福祉施設こと特別養護老人ホーム事情

介護保険開始以前は介護が必要な高齢者の為の施設だった特別養護老人ホーム(特養)は、介護保険施設となってそれまでは終の住処としての施設となっていたものが、在宅生活に可能な限り戻ることを現実はともかく前提にした施設となり、要介護認定を受けて要介護と判定されなければ入所できない施設となってしまいました。

平成15年の老人福祉法改正?によりユニット型特養の設置推進とホテルコストの徴収という国の方針により、それまでの介護を中心とした低所得者も含めた生活施設という性格から大きく変わって行きました。

横浜市の特養のホテルコストを見てみると

全国一律の基準によって要介護認定は決定されますが、日本全国津々浦々、その都市、その町によって諸物価はさまざまでありますので、賃貸住宅の家賃や食材費等々は様々であります。特養のホテルコストも当然ながら諸物価の影響を受けることになりますので、それぞれの地域どころか施設ごとによって異なる事になります。

全国の平均的なホテルコストを見ることは難しいので、一例として2013年10月現在で横浜市の特養がどのくらいのホテルコストを徴収しているかを確かめてみました。この場合のホテルコストとするのは特養入所申込書手引で公表されている1日あたりの食費と住宅費です。

横浜市には特養が143施設あり従来型特養が76施設、ユニット型特養が76施設となっています。そのうち個室費用も徴収している従来型特養が46施設あります。1日あたりの費用では概要がつかみにくいので、ひと月を30日と考えて30日あたりの金額を述べる事にすると、従来型特養の多床室平均は59,558円、個室平均は84,397円。ユニット型特養の平均は127,805円となっています。

特養で必要な費用はそうするとどのくらいになるのでしょうか

特養で必要な費用は、ホテルコスト(住居費、食費、光熱費)+介護保険負担金+その他費用となります。要介護5で利用者負担段階4の方の従来型特養多床室利用、従来型特養個室利用、ユニット型特養利用に必要な金額を、それぞれの施設ごとに見て行きましょう。

施設タイプ ⇒ ホテルコスト+介護保険負担金+その他費用

従来型特養多床室 ⇒ 59,600円+28,680円+実費 ≒ 9万円以上

従来型特養個室 ⇒ 84,400円+27,139円+実費 ≒ 11万円以上

ユニット型特養 ⇒ 127,800円+29,755円+実費 ≒ 16万円以上

最低でも月10万円くらいは支払い能力がないと横浜市の特養には入れそうにもありません。これはそれぞれの施設平均値で算出した最高額ですから、介護度、利用者負担段階によって減額されますので、実際に特養を利用しようとする場合には、施設を見学して利用額の確認、相談をそれぞれ行う事が必要です。



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