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vol 6: 自分に合った通所リハビリ事業所の見つけ方
■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
自分に合った在宅介護サービスの見つけ方
今回は、通所リハビリテーション事業所の見つけ方について紹介します。
通所リハビリテーションは、老人保健施設や病院・診療所などの医療機関に併設され、
理学療法士などのリハビリ専門職によるリハビリテーションを受けることのできる
日帰りの通所サービスになります。
デイサービスと類似している部分は多いので、混同される方もたくさんいらっしゃいます。
最近はデイサービスでも運動機能改善のプログラムを積極的に取り入れ、
理学療法士などを配置している事業所も増えています。
リハビリをしたいから通所リハビリを利用する、ということではなく、
デイサービスなども選択肢に含めながら利用する場所を検討していただきたいと思います。
検討の際は、デイサービスと同じように、見学して決めていただくことをお勧めします。
特に気をつけていただきたいのが、利用条件です。
利用開始前に、通常、主治医の診断書が必要になります。
診断書を発行するにはお金もかかりますし、発行するまでに時間がかかる場合もありますので、
その点をよく確認しておくことをお勧めします。
また、平成24年4月の介護保険制度改正とともに行われた介護報酬(料金)の改定では、
通所リハビリをより短時間で効率的に行うようにという方針が明確に示されました。
今後、通所リハビリでは利用時間を短く、
集中的にリハビリを行う事業所が増えていくことが予想されます。
■ おすすめトピックス ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
(Q)失禁予防について(ter-naさんの投稿)
68歳の母が、「最近、尿漏れが心配で…」と外出などを控えがちになってきました。
これまで、比較的外交的で、よく出かけていた人なので、これがきっかけで老人性うつや認知症などに進んでしまってはと心配です。
尿とりパッドの使用をすすめていますが、それ以外に、例えば失禁を予防する方法などがあれば教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
(A)
ter-naさん、はじめまして。どうぞよろしくお願いします。
腹圧性尿失禁には骨盤底筋訓練という運動が効果的です。
これは、尿道の括約筋を鍛えるための運動で、
これを行うことで尿漏れの原因となっている筋肉の緩みを改善することができます。
具体的には、肛門や膣をぐっと引っ張り上げる感覚で締め、その状態を5秒間キープします。
それをゆるめてはまた締めるという運動を繰り返します。
立っていても、座っていてもできますし、道具や準備も必要ありませんので、
気軽にはじめてみてはいかがでしょうか。
かかりつけの病院がいるのであれば、主治医に相談してみることをお勧めします。
尿失禁にも様々な原因があり、お薬で改善することもあります。
また、パットをすることで、逆に自尊心が傷ついてしまったり、
パットがカサカサ擦れる音が気になってしまったりして、
外に出る機会が少なくなってしまう場合もありますので、ご注意ください。
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