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メルマガvol 3: 自分に合ったお泊まりデイサービスの見つけ方

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vol 3:自分に合ったお泊まりデイサービスの見つけ方

■ 特 集 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

自分に合った在宅介護サービスの見つけ方

今回は、同じデイサービスでも「お泊まりデイサービス」という
宿泊のできるデイサービスについて紹介します。

デイサービスとして運営していながらも、
夜間はデイサービスの設備を利用して利用者を預かるというお泊まりデイサービス。
いまや全国に2000カ所もあると言われています。

なぜそこまで事業者・利用者が増えているのかと言うと、
ひとつの要因は
特別養護老人ホームなどでの短期入所(ショートステイ)のベッドが確保できないことにあります。
予約がとりにくい短期入所の代わりの受け皿として、
お泊まりデイサービスの利用が増えているのです。

もうひとつの要因は、特別養護老人ホームの短期入所では利用日数に制限がありますが、
お泊まりデイサービスでは単位数が上限を上回らない限りは、利用日数に制限がありません。
そのため、一ヵ月以上、事業所に滞在し続けている利用者も数多くいます。
家庭の事情などで自宅で生活できない方がお泊まりデイサービスを利用し、
24時間生活する事実上の住居になる場合があります。

ただ、そのサービスの内容については、大きな差があります。
個室がなく男女同部屋になってしまう場合や、
ベッドがなく、簡易ベッドや布団での雑魚寝状態になる場合などもあります。
また、料金も介護保険外の料金で、夕食代・宿泊費・朝食代といった金額が発生しますので、
連泊するとなるとその料金も大きな負担になる場合があります。

なぜ、これほど差があるのかと言うと、
宿泊のサービス自体は介護保険外のサービスになるので、
統一の基準がないことが原因となります。
そのため、利用する施設選びは特に慎重に行うことが重要です。

東京都では配置人員や設備などに関する独自基準を設け、
事業所の届出・公表制度を採用するようになりました。
これが全国的に見ても、宿泊サービスに関する一つの目安になりますので、
この基準をクリアできているかを判断の材料にすることをお勧めします。

東京都:宿泊サービスの都独自基準及び届出・公表
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kourei/hoken/kaigo_lib/dokujikijyunn/

お泊まりデイサービスを利用する場合には、
宿泊用の設備や宿泊費などの料金等、
介護保険のサービス内容以外の部分に特に注意をしてみることをお勧めします。

■ おすすめトピックス ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

(Q)認知症の予防について(さちさんの投稿)

77歳で45歳の娘と2人暮らしをしている主婦です。
最近、物忘れがひどくなったという自覚があり、認知症ではと不安です。
3年前亡くなった夫はアルツハイマーで、一緒に介護してくれた娘にも辛い思いをさせたので、
もし自分まで認知症になったら、娘に申し訳なく思います。
とりあえず、夫のかかりつけだった病院で、検査を受け、幸い「年相応の物忘れ」ということでした。
しかし、今後も大丈夫と言う保証はないので、自分なりに認知症予防をしていきたいと考えています。
昔はやった脳トレの本などは、すでに何年か前からやっていますので、別の方法があれば教えてください。

(A)
さちさん、はじめまして。

認知症予防に効果がある方法としては、
・適度な有酸素運動(散歩など)
・栄養バランスのとれた食事
・知的な生活習慣
が大事だと言われています。

複数の作業を同時に行うことは効果的だと言われていますので、
その中でも調理をすることは特に大事だと思います。
切る・煮る・茹でる・電子レンジを使うなど、様々な作業を同時並行して行う調理は
認知症予防のためには非常に効果的です。

日記を書くこともお勧めですが、
認知症予防としては、一日前の日記を書くことを特にお勧めします。
スーパーで買ったものは?夕飯のメニューは?天気は?・・・など、
記憶を引き出す力をつけていくために、
今日の日記ではなく、昨日の日記をつけることにトライしてみてはいかがでしょうか。

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