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運動器症候群の予防は健康寿命を延ばすことが可能となります

ロコモティブシンドロームとは、日本整形外科学会が2007年に提唱し、骨・関節・筋肉・神経などの体を支えたり動かしたりする「運動器」が衰えることで、日常生活に制限が生じてしまい、虚弱や要介護状態となったり、その可能性が高くなる状態であります。

運動器は、日常生活を維持し支えるために、3つの異なる機能を担っています。

①骨:骨格を支える機能

②四肢の関節と脊椎の椎間板:骨格が曲がるための機能

③筋肉・靱帯・神経系:骨格を動かしたりするための機能

ロコモティブシンドロームとなっている人と予備軍が全国で4,700万人と推計されています。「ロコモ」の略称で発症・重症化の予防を図る活動を行って、健康寿命を延ばしQOLの向上を目指しています。

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<図1>ロコモティブシンドローム(運動器症候群)

ロコモティブシンドローム(ロコモ)の原因は、①バランス能力の低下、②筋力の低下、③骨や関節の病気とされています。

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<図2>ロコモの原因

ロコモは、40歳以上では要注意とされています。食欲不振やダイエットによる≪やせ≫は、骨量や筋量が減少することになり、≪肥満≫は、自分の体重で腰や膝に負担がかかることになり、いずれもロコモの原因となってしまいます。また、運動習慣がない生活は、徐々に運動器が衰えてロコモに至る危険性があります。

ロコモになると、四肢の関節や背部の疼痛、関節の可動域制限、関節の変形、筋力低下、バランス力の低下などによって、膝や腰・背の痛み、姿勢が悪くなる、膝の変形などが見られるようになります。

ロコモのチェックには、自己チェックとして7項目のロコモーションチェック(ロコチェック:https://locomo-joa.jp/check/lococheck/)と3つのロコモ度テスト(https://locomo-joa.jp/check/test/)があります。

生活習慣病予防、生活不活発病予防、ロコモ予防のために、日頃から身体を動かすことだけでなく、規則正しい生活と心身の健康を図る事が必要となります。

図1・2:出典:ロコモ(運動器症候群)を予防しましょう/鹿児島県

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