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「おしっこをトイレで、できない方は必見!」失禁ケア用品選びのポイント2

今回の対象は「トイレで排尿することができない方」
 失禁対策にはいろいろなケア用品を使用することができます。ケア用品を選ぶ際のポイントは、「一人で、又は、介助付きでトイレに行って、排尿をすることができるかどうか」でしたよね。今回は、「トイレで排尿することができない方」にオススメのケア用品をご紹介いたします。トイレで排尿をされる方は、前回のコラムを確認してくださいね。

起き上がって座ることができる方へのオススメ用品
 「トイレで排尿することができないが、ベッドや布団から起き上がって座ることができる方」には、「パンツタイプのオムツ」と「大型の尿パッド」を組み合わせることをオススメいたします。パンツタイプのオムツは、ふつうの下着のような感覚で使用することができますので、オムツ嫌いの高齢者にも受け入れられやすいですね。座ることができる場合には取り替えも簡単ですので、介護者にとっても便利な用品です。更に、大型の尿パッドで大量の尿漏れであってもしっかりガードできます。

起き上がって座ることができない方へのオススメ用品
 「トイレで排尿することができず、ベッドや布団から起き上がって座ることもできない方」には、「テープタイプのオムツ」と「大型尿パッド」の組み合わせがオススメになります。テープタイプのオムツのメリットは、パンツタイプに比べると寝ている状態であっても「漏れにくいこと」、「取り替えやすいこと」です。起き上がって座ることができない高齢者にはぴったりのオムツです。そして、パンツタイプの場合と同じく、大型の尿パッドを組み合わせることで、たくさんの尿漏れであっても確かな備えをすることができるのです。今回ご紹介しました、「トイレで排尿することができない方」の場合には、「介護者がオムツの取り替えをしやすいかどうか」という視点を忘れないでくださいね。



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