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ケアマネジメントは社会資源を最大限に活用する事で成り立ちます

ケアマネージャーは、介護保険制度に含まれる介護サービスの利用を希望する人に、ケアマネジメントを行う事によって利用者が持つニーズに対して、ケアプランに基づいてフォーマルサービス、インフォーマルサービスの提供や支援が実施されます。そして、ケアマネジメントの一環として、利用者のニーズに対してサービスの質や内容が適当であったかを、モニタリングや評価の上で再アセスメントを行いケアプランを変更するなどを行って行きます。

ケアマネジメントの過程で、ケアマネジャーがケアプランに利用者のニーズが達成出来るように、ニーズに応じたサービスや支援を設定します。ケアプランに基づいたサービスや支援を行うための、医療福祉制度、介護サービス提供事業所、介護施設、公的機関、非営利団体、営利団体、地域組織、家族、利用者本人、近隣住民、知人、友人という組織や個人だけでなく、利用者のニーズに資する知識、技術や用具などの物的、人的資源の全てを社会資源として活用して、利用者のニーズが達成されるように活動します。

ケアマネージャーのケアマネジメント活動の中には、社会資源の活用だけでなく開発、支援もあります。利用者に自助具が必要とされれば、利用者に合った自助具を作成する事が出来る事業者や団体を探したり、ボランティアなどを募るなどすることも、ケアマネージャーが行わなければならないケアマネジメント活動の一つと言えましょう。

fig003-社会資源活用図1・図2出典:富山国際大学こども育成学部紀要 第三巻(2012.3)研究ノート「ケアマネジメントにおける社会資源活用の方法(相山 馨)」より引用

図1は、一般的なケアプランでどのように社会資源が活用されているか、また活用されていないかを示したもので、介護保険制度でのケアマネジメントで行われがちな、フォーマルな社会資源だけが活用されたケアプランとなっていることが図示されています。

図2は、「ケアマネジメント実践シート」に基づいてアセスメントを行った結果、フォーマルな社会資源だけでなく、インフォーマルな社会資源も含めて作成されたケアプランとなっている事を図示しています。

図2を見ると社会資源というものが、支援を必要とする利用者をとりまく環境に存在するすべての人、もの、制度などであり、ケアマネジメントに求められているケアプラン、社会資源の利用がどのようなものかが良くわかります。



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