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うつ病を適切に理解するために「症状」について知っておこう

うつ病を理解する大切さ
うつ病は一般的に「こころの風邪」と呼ばれるくらい、誰にでも発生する可能性がある病気です。うつ病は決して特殊な病気ではないのです。しかし、こころの病気に対しては「なんだかよくわからない病気」だという偏見があるためか、うつ病に対する理解も十分に広まっている現状ではありません。誰でも患う可能性がある病気であるからこそ、病気に対するしっかりとした理解や知識をもっておく必要があるといえるでしょう。

「心理」と「身体」にあらわれる、うつ病の症状
ここでは、うつ病の症状について紹介します。うつ病の症状は簡単にまとめますと、「心身ともにエネルギーのなくなった状態」と表現することができます。具体的には、今まで楽しめていたことが楽しくないと感じたり、仕事や勉強への集中力が落ちてしまったり、何でも自分が悪いように感じてしまう、などの「心理状態」に関する症状があります。また、なんだか食欲がなくなってしまったり、睡眠の質が悪くなったり、身体のだるさや痛みなどといった、「身体」に関する症状があらわれる場合もあります。

原因ごとに分類できる、うつ病の症状
うつ病としての症状は以上のような内容ですが、うつ病が発生した原因によって、これらの症状は3つの種類に分類されます。何か明らかなきっかけによって発生した、うつ病の症状は「適応障害」による症状であると分類されます。また、特にきっかけなく大きく落ち込む場合には「うつ病性障害」による症状と呼ばれます。さらに、うつ状態だけではなく、気分が高揚する「躁」状態もセットであらわれる「双極性障害」による症状、というように分類されます。どのような原因によって、うつ病の症状があらわれているのかを知ることは、適切な治療において重要なことになります。



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