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ふとんかベッドかを決めるのは介護者ではなく要介護者

要介護者の生活習慣に合わせる
 日本では、昭和40~50年代にベッドが一気に普及しました。つまり、明治時代や昭和初期生まれにあたる今の高齢者は畳の上にふとんを敷いて寝ていた世代であり、その習慣を変えることはなかなか難しいものです。しかし、病院や施設ではベッドを使うことが多く、ふとんで寝ているつもりになった認知症患者がベッドの上で立ち上がろうとするという事態が多発。それを「危険」と判断した介護者が、その認知症患者の手足をしばるということもありました。

しかしこれは、介護を始める前の環境づくりをする上ではまったくの逆効果。なぜなら認知症患者のケアは、これまでの生活習慣を変えないことが大切であり、「介護の主体は要介護者」という大前提に反しているからです。介護者が要介護者の生活習慣に合わせた介護をするのが原則ですから、要介護者がいかに不自由なく、また快適な睡眠を取れるかによって、ふとんかベッドかを選ぶのが最善の策なのです。

寝具選びで寝たきりのリスクを回避
 また、ふとんかベッドかを決める際には、要介護者が社会性をもって行動するためには、どちらが生活空間を広げられるかを考えましょう。それまでの生活習慣を継続することを前提に、ベッドから立ち上がれて車いすで移動できるのならベッドを使えば良いでしょう。立ち上がるのが困難で、這って移動するような状態であればふとんの方が良いでしょう。

行動することに前向きになり、生活空間を広げようという意欲をもつことができれば、寝たきりになるリスクは減少します。ふとんかベッドかの選択は、要介護者のこれからの生活を決定すると言っても過言ではありません。

 

 

 

 



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