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自律した生活には介護職とのが適切な距離感が必要です

介護サービスの支援を必要とする利用者に対して、介護サービスを提供する介護職員は、訪問介護、通所介護、入所介護のいずれも1人の利用者に、1人の介護職員がかかわることは無いのが現状です。133万人以上が介護職員として仕事をしており、その自律に対する理解の仕方、考え方は介護職員の人数分だけ異なった考え方があると言っても良いでしょう。

介護職員は、介護サービス・支援の提供を行うという仕事をしているので、自律に対することだけでなく、介護の知識、技能、態度など、職務については誰もが共通の知識、技能、態度を身につけていなければならないと考えられます。現実的には個々の経験や資質によって、個別性と自立した社会人としてひとりの介護職が形作られてきていますので、ある一定の知識、技能、態度を持っている事はあるとしても、全てが同じレベルであることはあり得ません。

介護サービスを行うと言うことは、介護保線制度での契約に基づき介護保険制度の目的に沿って、必要十分なサービス・支援が提供される事が求められます。通所介護施設での自律についての考え方の違いでの議論も、多くの職員の個別性によるものと言えますが、介護保険制度の介護サービスの提供を行ってゆく上では、このような考え方の違いは、事業所内で知識、技能、態度の共通化への取り組みが無かった事によると考えられます。

介護サービス・支援の提供を行うに当たって、事業所所属の職員に自律についてはもとより、事業所が共通化を必要とする知識、技能、態度などについて、職員間の認識の違いを確かめて、その落差を無くす取り組みが行わなくてはならないと思います。まず職員間の違いについて、たとえば自律について、それぞれの職員がどのように理解しているのか、そして実際の場面でどのように態度で利用者と接しているのか、ロールプレイを行うなどして、議論だけでなく認識の違いを知って、どのようにして落差を変えて行くかを考えてゆく事が必要です。

介護職員同士が相手のこと、個人的な事ではなくても、介護の知識、技能、態度などを知る事は、利用者を知る事ための介護職員にとって必要な経験の一つと考えられます。相手をより良く知るためには、どのような態度、言葉、距離感などが適当なのかを知り、自分の行為を意識しながらも、場面に応じた自然な態度や距離感を示す事が必要です。

301209



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