こんにちは。臨床心理カウンセリングの卵、ネコの手と申します。20年にわたる介護、本当にお疲れさまです。これまでよく続けてこられたと思います。本当に、真似のできることではありません。ご主人様への愛情、思いやりがあるからこそ、やってこられたのだと頭が下がる思いです。
今、あなた自身がお疲れのようですね。ここで少し、ご主人様のことを少しだけ脇に置いて、あなた自身のことについて考えてみてはいかがでしょうか。あなたのお疲れは、どうすれば回復することができるのか、それが大切な時にきていると思います。たとえば介護を他人の手にゆだねるとか、あなたがカウンセリングなどで話をする、などの方法はすぐに考えられますね。訪問介護を受けているのであればその回数を増やす、旦那様が入院中であればその介護について見直すこともできます。
カウンセリングは、心が疲れた方なら、だれでも気軽に受けていいと思います。誰かに話をするだけで、だいぶ心はラクになると思います。
また、ご親戚やご友人など、精神的に頼れる方がいらしたら、弱音を吐いてみるのもいいかもしれません。人はどんなに強い人でも、一人で頑張り続けるには限度があります。誰かに頼ったり、泣き言を言うのは、決して恥ずかしいことではなく、心を元気にする処方箋の一つなんです。20年間頑張り続けたご自身を、少し甘やかしてあげることをおすすめします。どうかゆっくりできる方法を考えてみてください。